お客様実例 - 株式会社ケイ・エム・エー様

 何に取り組むべきか分かり、優先順位を間違えることなく、目標に向かうことが出来ています。


株式会社ケイ・エム・エー 代表取締役社長 甲斐友紹様
事業 : 販促支援 (福岡県)
推薦の声-株式会社ケイ・エム・エー様
 私が初めて矢田先生と会ったのは2018年の1月30日です。 先代の社長が骨髄腫で急逝して、私が急遽社長に就任して4カ月後のことでした。全く何の準備もないまま社長になって不安な日々を送っていました。
 
 私が引き継いだのは、食品メーカーの販促代理業で、スーパーやコンビニに販促器具備品を売る会社です。社員は17人です。これが10年近く赤字続きでした。
 
 それでも会社が倒れなかったのは5階建ての本社ビルを貸会議室にしていたからです。駅の近くで需要も多く、運営費もかからないため、会社を支えるのに十分な利益を出していました。
 
 その上、数年前には介護施設を買収していて、こちらも赤字続きで債務超過状態。 もし再建できなかったら、という恐怖感を感じていました。
 
 私が矢田先生に出会うまでは、どうやって本業を黒字にするかということだけを考えていました。先代の社長は、社員の能力を伸ばして、スキルを上げれば黒字になると思っていました。そのために中小企業にしては研修も勉強会も多かったのですが、私の目には効果が上がっているようには見えませんでした。
 

 
 では、どうするか。
悩んでいるときに本屋で見つけたのが矢田先生の本です。「年商10億円ビジネスのつくり方」を立ち読みして、20ページに書かれている「社員に怒る、教育するは間違った方向」を読んだときに、あーこれだ!探していたのはこれだ!と思いました。
 
 矢田先生の本を読んで、メルマガを読んで、考え方が分かった、どうすればいいかも分かったと思っていましたが、実際に矢田先生のコンサルを受けると少し違っていました。
 
 まず現状の問題点や仕組みがどうなっているのかを説明しなければなりません。事業をどうしたいのか言わなければなりません。その次に自社の事業を定義するよう求められます。私にはこれがなかなか乗り越えられない関門となりました。
 
 自分の会社を分かっているようで分かっていないことに気づかされました。その後も、これはどうやるのですか、これどうするのですか、と答えに窮する質問が続きます。
 でも、そういった課題をこなしたおかげで経営計画書を作る段階に入った時は、少し自分の会社が見えるようになっていました。
 


 
 とはいっても、経営計画書を作るのは簡単ではありません。今、矢田先生の指導を受けて3年目で3冊目の経営計画書を作っていますが、1冊目の内容はひどいものです。何も分かっていなかったと痛切に思います。2冊目もほんの少しマシになっただけです。今作成中の3冊目も1冊目の時と同じように悩み、考え、苦しみながら作っています。
 
 作りながら思うことは、出来ていないことが多い、ということです。
でも、この出来ていないことが分かる、というのが矢田先生の指導を受けて良かったことです。その結果、何に取り組むべきか分かり、優先順位を間違えることなく、目標に向かうことが出来ていると思います。人じゃない、仕組みだ、拡げるな、絞り込め。それが分かったおかげで、余計な事業に手を出さず、何か問題があると人に目を向けるのではなく、仕組みに目を向けられるようになりました。もし、矢田先生の指導を受けていなかったら、自分流の判断で間違った道に入り込んでいても気が付かず、良かれと思ってやることが裏目に出る、そんな経営をしていたに違いありません。
 
 1冊目、2冊目の経営計画書がひどいものだったと言いましたが、3年目に入って気がつきました。指示していないことを社員がやっている。こうして欲しいと言っていないのにやってくれている、ということが目に付くようになりました。
 指示していないのに、社員が新しい商品を開発している、業務運営の方法が変わっている、会社の利益が増えている。
 
 これはみんな経営計画書のおかげです。社員に、あなたの仕事はこれです、こういうことを期待しています、と書いていたおかげです。
 まだ経営計画書の内容が不十分だ、まだまだダメだと自分は思っていましたが、知らないうちに社員は理解してくれていました。
 


 
 今、2冊目の経営計画書は社員から回収しているところです。回収したものには社員のコメントが書き込んであります。17人全員がしっかりと書き込んでくれています。皆本気で真剣に書いてくれるので、実はこれを読むのは結構ストレスです。社員が気づいた問題点を書いてくれているので、私の手が回らないところ、手を抜いたところが明らかになっています。私が気づかなかったところが分かり、私と社員の視点の違いが分かったりします。
ストレスですが、これがまた非常に役に立ちます。
 
 矢田先生のコンサルを受けるかどうか迷っている方、矢田先生からの宿題をこなすストレス、社員からのストレスをこなして、経営計画書を真剣に作ることが出来たら、その向こうにいいことが待っていますよ。矢田先生のコンサルを推薦します。


 
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