お客様実例－Ocean Wind Realty, LLC様

お客様実例－ Ocean Wind Realty, LLC様

コンサルティングを導入したことで、やるべきことが明確化。経営計画書を作成し事業モデルを再構築したことで、過去最高益を叩き出しました。

Ocean Wind Realty, LLC　代表取締役社長　中山孝志様

事業：不動産業　（ハワイ）

https://www.kujiraclub.com/

―― まずは貴社の事業説明をお願いいたします。

　ハワイのタイムシェアを取り扱う不動産業を営んでいます。タイムシェアとは1年を52週間に分け、1口1週間単位から購入できる不動産所有権のことで、クオリティの高いバケーションを過ごしたい方向けにリセール物件を専門に販売しております。

―― 「年商10億事業構築コンサルティング」を知り、導入するまでの経緯をお聞かせください。

　2年ほど前に、矢田先生の書籍を読んだことがきっかけです。もともと年商10億円を目指せたらいいなというイメージを持っていたのですが、そのために何をしたらいいかわからないと思い悩んでいたタイミングでした。その後、ホームページを見て、資料請求してセミナー動画を拝見し、セミナーに参加して個別相談会を受けるというステップを踏んでいます。

　費用は決して安くありませんし、本当にコンサルを受けるべきか否か、正直かなり悩みました。ただ、ちょうどコロナ禍で、あらゆる手を尽くした末に、会社がどうしていいのか全く見えない状態でした。そこで、コンサルを受けた場合、受けなかった場合、それぞれの5年後、10年後を想像しました。その結果、費用の回収はできるだろうし、ノウハウを身につけることにもなると決断しました。

―― 導入前はどのような課題を抱えていましたか？

　一番大きい課題は明白で、コロナ禍の影響を受けて本当に会社が倒産しかけていたことです。ワイキキから人が消えて、お客さんもゼロという状況です。従業員のためにも会社は潰したくないけれど、何をしたらいいかがわからないという状態でした。もし、コロナがなく順調に経営ができていたら、そこまでの危機感はなかったかもしれませんが、ちょうど自分で事業を始めて１０年で、自身の経営者としての能力の限界も感じていました。

　それまでも、事業を大きくできるのではないかというイメージはあったのですが、どこから手を付ければいいか解らず、ただひたすら社長の私が忙しくなっていました。私が倒れることがあれば会社も潰れるだろうという状況も打開したいと思っていました。

―― コンサルティング導入後、どのような変化がありましたか？

　まず、第一は、私の考え方が変わったことです。やはり社長業というのは教わらないとわからないですね。矢田先生から経営計画書を作ることが最初のステップだと言われたのですが、経営計画書を作ることの重要性をまったく理解できていませんでした。そこからおよそ1年かけて、何度も添削していただきながら、経営計画書を作成しました。書いては添削していただいてというプロセスの中で、ぼんやりとしていた経営課題やビジョンが明確になっていきました。その過程で自分の考えも固まっていきました。

　そして、経営計画書を社内で共有し、毎月見直しするということを始めた結果、社員の行動が大きく変わりました。これまでも社員とはコミュニケーションを取っているつもりでしたが、それは質や深さが全く違うものになりました。考えや方向性を文字にして共有することの重要性を痛感しています。あとは自分自身が、思いつきで何かを始めたり、やめたりすることがなくなりました。

―― コンサルティングを導入し、どのような成果が得られましたか？

　コロナ禍で売上が9割減だったところから、過去最高益を出すことができました。この2年間は、経常利益率20％を安定的に出せるようになっています。導入前は年商で1億円ほどでしたが、現在は粗利で2.3億、営業利益で1億円ほどになっています。
アメリカの市場の回復が早かったという背景もありますが、先生のアドバイスで事業モデルをガラッと変えられたことが一番の要因だと考えています。

　事業において、集中すべきこと、やらないことをしっかり考えました。それまで主軸だった仲介業に加え物件の買い取りを強化した一方、荷物預かりサービスについては手放す決断をしました。行き当たりばったりの判断ではなく、事業をロジックに考えられるようになりました。
全社員が在宅勤務の中でも、こういうことを文書化し仕組化することで、管理者や社員が本当にしっかり動いてくれるようになりました。

―― 貴社の今後のビジョンを教えてください。

　会社の規模を大きくするというよりは、強い会社を作っていきたいと思っています。
収益力はもちろん、社内の体制を整えて、従業員がこの先も安心して働くことができる会社にすることを目標にしています。

　また、今はタイムシェアのリセール物件売買を中心とした事業ですが、先生のもとで学んでいることを活かして、また別の事業の柱も育てていきたいです。

―― コンサルティングの導入を検討されている方へメッセージをお願いいたします。

　年商1、2億であれば社長のがんばりで達成できるという話はよくありますが、そこからきちんと経営を学んで会社を成長させたいという方には、矢田先生のコンサルが必要だと思います。

　コンサルを受けて2年、順調に数字が良くなってきていることでちゃんと出来ているつもりでしたが、先生に分析していただくとまだ全然できていないことに気づけます。

　3年後、5年後、10年後について、コンサルを受けた場合、受けなかった場合を想像してみてください。その結果、どちらを選択するべきかということは自然に導き出せるのではないでしょうか。