No.39:差別化とは、他社と違うことをいち早くする。スピードが必要です。

市場には、顧客だけではなく、ライバルがいます。
顧客は『比べて』購入を決めるのです。
だからビジネスでは、独自性とスピードが必要になります。


私は、現在新規事業の立ち上げの支援を4社行っています。
新規事業の立ち上げでさえも、多くの社長が、のんびりされていることに驚きます。
 
新規事業という言葉には、大きく二つ意味があります。
 
一つは、自社にとっての新規事業という意味、
もう一つは、その市場(業界、顧客)にとっての新規事業という意味です。

前者的な意味で使われることが多くありますが、忘れていけないのは後者です。
 
その市場にとって新しいもの。
 
その市場(業界・顧客)で知られていないその新しいサービスや製品や技術を手にした顧客は驚きます『これはすごい!』と。
この段階では、顧客に「これならお金を払ってもいい」と思わせる必要があります。

 
そして、その顧客は当然ながら『他には、ないだろうか』となり、比較するために他社の情報を得ようとします。
だから、スピードが必要になります。
市場には、顧客以外に、競合他社がいるからです。
その顧客にスピードをもってアプローチすることが求められます。
 
新規事業であれば、顧客が比べられる情報がないうちにアプローチをすることです。情報がないうちに関係をつくってしまうことです。
 
比べられるとどうなるか、
これは皆さんよくご存じですね、価格の勝負になります。

 
価格の勝負になったとしても、その顧客としっかりとした関係ができていれば、そう簡単にひっくり返されるものではありません。 
 
他社が動き出す前に、その関係を築くのです。
市場の認知度を高めることです。
 
 
ビジネスとは、他社との戦いです。
市場には、顧客と競合他社が存在し、その市場でシェア(占有率)を奪い合っているのです。

 
この市場には「競合他社」がいるという視点を忘れてはいけません。
 
これだけ情報化が進んだ現在、自社のサービスや技術の独自性を保つのも困難です。
自社のホームページなどで宣伝すること自体がライバルを育てる行為になります。
最近では、その成功したノウハウをコンサルティングとして売る業者もあります。
そうして世の新規ビジネスは、拡散し、コモディティ化(ありふれ化)するのです。


そして、その市場規模が下手に大きければ大手の参入が始まります。
大手のビジネスは資本力にものを言わせたものです。

S薬局が先行していたドラッグストアはいまでは消耗戦です。 
そして、モーニングサービスを提供するK珈琲店に似た店舗が乱立し始めました。
両市場との厳しい戦いになっています、
でも、こんな状況でも、この2社の認知度はもっとも高いと言えます。

 
だからスピードが必要です。
だからこそスピードなのです。


差別化とは 「独自性」+「スピード」だと考えてください。
「差別化とは他社と違うことをする」のは間違い
「差別化とは、他社と違うことをいち早くする」です。

矢田祐二
矢田 祐二

経営実務コンサルタント
株式会社ワイズサービス・コンサルティング 代表取締役
 
理工系大学卒業後、大手ゼネコンに入社。施工管理として、工程や品質の管理、組織の運営などを専門とする。当時、組織の生産性、プロジェクト管理について研究を開始。 その後、2002年にコンサルタントとして独立し、20年間以上一貫して中小企業の経営や事業構築の支援に携わる。
 
数億事業を10億、20億事業に成長させた実績を多く持ち、 数億事業で成長が停滞した企業の経営者からは、進言の内容が明確である、行うことが論理的で無駄がないと高い評価を得ている。
 
 

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