No.38:組織化を進めるために内部を整備する。ずばりの8項目

組織化するためには、内部体制の整備も必要になります。
その全体像を下記にあげます。
大きく8つの項目に分けられます。
このどれが欠けてもいけません。


1.経営計画(書)の作成と発表
(1)経営計画書は、社長の意思決定である。
3年後、5年後、自社がどうなっているか決める。
決めるための書式、決めるための社長の1年のサイクルが必要である。

 
(2)社員への協力の依頼
社員に無理を承知で協力を願う。また、社員は自社の将来に対し安心を得る。そして「自社への安心感 ⇒ 考える ⇒ 創造力」と自立性を発揮する。
※1.行動計画は社員を巻き込み作成する。ただし、方針までは社長が決定すること。 
※2.経営計画発表会を行う。厳粛に行う、協力を頼む、だから社長が一番たくさん話す。

2.経営計画(書)のPDCA
(1)毎月(月例会議)
目標の達成のために、業務(日々の仕事と目標)を割り振る。
そして、毎月進捗を確認し、課題に対処し、翌月の行動計画を立てる。

(2)日々の確認
作業の毎日でなく、ひとつひとつ重要な仕事を会社全体として日々こつこつ取り組む。社長と管理者は、チェックを仕事とする。
チェックしないと進まない。


3.業務の仕組み化
業務(モノ・情報)が円滑に流れるようにする。
「個人に仕事が付く」を「仕事に個人が付く」状態にする。
また、そのノウハウを残し永続的に発展させる。

(1)マニュアルを整備する
社長や一部の社員が持つノウハウを見える様にし、会社組織のノウハウにする。

(2)見える化
個人で抱えた案件を見える様にする。
見えるようにしない限り、チームで仕事を進めることも、管理することもできない。

(3)事務所の見える化
事務所内のすべての棚、すべてのファイルにはラベルがあり、誰がみても定位置が解る。 事務所を観れば、組織度がわかるものである。


4.4S(生産現場・工場)
捨てる ⇒ 決める ⇒ 表記する ⇒ 守る
4Sとは、きれいにすることではない、決めることであり守ることである。生産現場も観るだけで組織(管理)レベルは解るものである。


5.営業管理
個人商店を組織営業に変える。サービスの質を保つ、営業担当の動きを見える様にする。 

(1)営業管理
定期訪問のための営業管理(訪問計画・週の管理)をしっかりする。
営業担当がどこに行っているか知らないではだめ。
多くの会社が任せすぎ、ほったらかしすぎである。

(2)社長営業
社長の営業の目的は、『次の事業の芽』と『自社のサービスの状況を確認しサービスを改善』をすることである。
新規開拓は社長の仕事である。また、トップ同士のつながりが必要。
社長営業も仕組みである。


6.人事体制
人事制度は、会社からの働き方についての期待を伝えるための手段である。
哲学があり一貫性があり、害のない給与体制が必要となる。
フィードバックが必要である、教育及び本人の意思確認の機会としての面談が必要となる。

(1)給与体制(給与体系・昇降給) (2)評価&面談制度

7.総務
年間のサイクルを事務に移行する、事務部門が主体で運用する。
面談制度や会計の見直しなど、社長が気にかけ言い出す必要はなくなる。
「社長ぼちぼち○○の時期です」と事務部門から上がるようにする。
(1)年間サイクル (2)月次のサイクル


8.管理会計
税務会計は「過去」会計であり、管理会計は「未来」会計である。
社長の意思決定のため、社長の思惑との差を確認するために数字が必要となる。

「税理士からの報告が遅い」というバカげたことを言う社長がいる、数字は社長自ら管理するものである。
(1)数値計画:計画とのズレを知る (2)生産性を知る


いくつできていますか。
ひとつひとつ順に整備すれば、確実に組織化が進みます。

矢田祐二
矢田 祐二

経営実務コンサルタント
株式会社ワイズサービス・コンサルティング 代表取締役
 
理工系大学卒業後、大手ゼネコンに入社。施工管理として、工程や品質の管理、組織の運営などを専門とする。当時、組織の生産性、プロジェクト管理について研究を開始。 その後、2002年にコンサルタントとして独立し、20年間以上一貫して中小企業の経営や事業構築の支援に携わる。
 
数億事業を10億、20億事業に成長させた実績を多く持ち、 数億事業で成長が停滞した企業の経営者からは、進言の内容が明確である、行うことが論理的で無駄がないと高い評価を得ている。
 
 

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