No.2:組織化=社長抜きで事業の流れを設計する
「1億企業を10億企業に」や、「組織の壁を越える」、といろいろなキャッチフレーズを並べておりますが、これから皆さんがやることを一言でまとめてしまうと、
『組織化』 ・・です。
儲かる仕組みも組織で回す仕組みも、ようは組織化するということです。
では、組織化とはなにか?
答えは、
『社員が回す!ことを前提にする』
=(イコール)
『社長抜きで設計する』ということです。
多くの社長は、いまの事業をスタートしたときには、何かしらの職人でした。
営業が得意、ホームページが作れる、ペンキを塗る、コンサルタント、、、みんな職人です。
創業時には、営業から制作・納品まで、すべて自分でやること、または自分が関わることを前提としてスタートしています。
そして、その社長の熱意と能力により、ここまでやって来ました。(すごい!すばらしい!)
では、会社を次のステージにすすめる準備をしましょう。
いまの事業の流れのなかから、『 自分(社長)を抜いた状態 』を想像してみてください。
すべてを社員が回している状態を。
営業から制作・納品、、、基本的な日常の業務は、すべて社員が回します。
・・・・クレーム・・・不良・・・パニック・・・・社員が動かない・・・(汗)
いい想像力です。
いますぐに抜ければ間違いなくそうなることでしょう。(すでに経験もされているかもしれませんが)では、自分が抜けて社員だけで事業を回すために何を準備する必要があるかを考えてみましょう。
●社員が顧客にサービスを説明するためのカタログもほしい。
●接客するときの、服装や基本的なマナーも伝えておきたい。
●営業時の基本トークや仕様を決めるためにヒアリングしなければいけない項目もある。
●数多い材料や施工方法、、、むずかしい見積書の仕方も。
と沢山出てくるはずです。
そうなんです、沢山伝え教えることがあるのです。
その準備については、今後このコラムでお伝えしていきますが、ここで知っておくべきことは、
「 いまの事業を自分(社長)抜きで考えること 」です。
世の中には、すごい経営者がいます。
創業数年で何十億という会社をつくってしまう経営者がいます。
彼らは、「社員が回す=社長抜き」という前提(当たり前)で最初からスタートしています。
我々は「自分あり」を前提にスタートしました。
そして、今、我々も、その前提を変える時が来ているのです。
『 社長(自分)抜きでいまの事業を回す 』
その決意をしてください。
ワーク:『社員のみで事業を回すために、準備しなければいけないことを書き出す』
矢田 祐二

理工系大学卒業後、大手ゼネコンに入社。施工管理として、工程や品質の管理、組織の運営などを専門とする。当時、組織の生産性、プロジェクト管理について研究を開始。 その後、2002年にコンサルタントとして独立し、20年間以上一貫して中小企業の経営や事業構築の支援に携わる。
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