No.3:社員が動かない原因を、クールな目でみる
仕組化(売ることの仕組化)、組織化(社員でやる)に取り組み始めると社長の社員に対する見方が大きく変わってきます。
怒らなくなります。
イライラしなくなります。
よくも悪くも社員に対し「クールな目」を持つようになります。
いままで、社員が仕事でミスをおかすと「なにやっているんだ! こんなこともできなんのか!」とイライラしていました。
それが、「このミスはなぜ起きたのだろうか? こんなところでもミスが起きるのだ。こういうことも事前に伝えなければいけないなぁ。」となります。
いままでの前者のようなイライラ状態の根底には、「社員の能力」に問題があるという考えがあります。
それに対し、後者は「仕組み」に問題があるという考えです。
その結果とられる対策は、前者のイライラ状態では、「人を育てる(教育)」です。
・自主性を高める ・報告・連絡・相談 ・マナー研修 ・メンタル強化 など。
それに対し後者は、「仕組みを育てる(組織化)」です。
・マニュアルに記載しておこう。
・業務のフローを見直そう
・しっかり事前に伝えよう
と。
そして、また社長は思います。
「仕組みが未整備だから、社員の能力を十分に発揮させてやれていない。」
・社員の能力が発揮できていない
・社員が成果を出せていない
・社員が自主的に動けていない
これは「社員」の問題なのか、「仕組み」の問題なのか。
社長は「クールの目」を持つことが必要となります。
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