No.4:社員を雇う=お金を払って、勉強している
前回の号で、組織化(仕組化)に取り組み始めると、社員をみる目が変わるとお伝えしました。
そして、社員のミスは、「社員の能力」の問題でなく、「仕組みの問題」であると考えることが重要、と。
(その続き)
また、社員を雇う意味も変わってきます。
こう考えてください。
『お金を払って社員を雇い、仕組みをつくっている。
また、仕組みの作り方を勉強している』
補足の意味で、文章を長くすると
『お金を払って社員を雇い、その社員をモデルとして試し、仕組みを構築している。
また、社員が活躍し稼げるように、仕組みの作り方を勉強している』
となります。
この仕組みの作り方や仕組みで社員を動かすノウハウを身に付けることは、経営者にとって、一生ものの財産となります。
ひとりの社員を月給20万で雇います。
固定費で25万円。
さあ、この社員にどのように自分の分の給与を稼いでもらおうか。どのように給与の3倍稼いでもらうか。
いろいろ整備することがあります、いろいろ教えることもあります。
仕組をつくるのです、仕組みの作り方を学ぶのです。
一人前に育った社員が辞めた経験のある社長なら、この考え方は良く理解できるはずです。
ひとりの社員が自社を通り過ぎた後には、必ず仕組みが進化していること。
辞められて、虚無にとらわれる様では、取り組んでいることが違うということです。
社員は、お金をもらいながら、勉強をさせてもらえます。
社長は、お金を払いながら、勉強をしています。
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