No.4:社員を雇う=お金を払って、勉強している
前回の号で、組織化(仕組化)に取り組み始めると、社員をみる目が変わるとお伝えしました。
そして、社員のミスは、「社員の能力」の問題でなく、「仕組みの問題」であると考えることが重要、と。
(その続き)
また、社員を雇う意味も変わってきます。
こう考えてください。
『お金を払って社員を雇い、仕組みをつくっている。
また、仕組みの作り方を勉強している』
補足の意味で、文章を長くすると
『お金を払って社員を雇い、その社員をモデルとして試し、仕組みを構築している。
また、社員が活躍し稼げるように、仕組みの作り方を勉強している』
となります。
この仕組みの作り方や仕組みで社員を動かすノウハウを身に付けることは、経営者にとって、一生ものの財産となります。
ひとりの社員を月給20万で雇います。
固定費で25万円。
さあ、この社員にどのように自分の分の給与を稼いでもらおうか。どのように給与の3倍稼いでもらうか。
いろいろ整備することがあります、いろいろ教えることもあります。
仕組をつくるのです、仕組みの作り方を学ぶのです。
一人前に育った社員が辞めた経験のある社長なら、この考え方は良く理解できるはずです。
ひとりの社員が自社を通り過ぎた後には、必ず仕組みが進化していること。
辞められて、虚無にとらわれる様では、取り組んでいることが違うということです。
社員は、お金をもらいながら、勉強をさせてもらえます。
社長は、お金を払いながら、勉強をしています。
矢田 祐二

経営実務コンサルタント
株式会社ワイズサービス・コンサルティング 代表取締役
理工系大学卒業後、大手ゼネコンに入社。施工管理として、工程や品質の管理、組織の運営などを専門とする。当時、組織の生産性、プロジェクト管理について研究を開始。 その後、2002年にコンサルタントとして独立し、20年間以上一貫して中小企業の経営や事業構築の支援に携わる。
数億事業を10億、20億事業に成長させた実績を多く持ち、
数億事業で成長が停滞した企業の経営者からは、進言の内容が明確である、行うことが論理的で無駄がないと高い評価を得ている。
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