No.5:社長のなかの『職人』以外の『事業家』『マネジャー』の出番

社長のなかには、『職人』 『事業家』 『マネジャー』がおり、その役目があります。

その中で『事業家』なり『マネジャー』が少しでも日々活躍してれば、少しずつでも社長の目指す方向へ前進していきます。
もし『職人』が活躍しているようであれば・・・・


ある分野の『職人』で創業した社長。

その社長の熱意、責任感、技術により会社はある程度まで成長します。

そして、社員を増やしより多くの顧客の要望に応えようとします。
その時、成長の壁にぶつかることになります。

そのぶつかった時には、社長には『職人』以外の別の能力が求められていることを意味します。

それは、『事業家』『マネジャー』です。

『事業家』は、市場のなかに事業の芽を発見し、事業を起こし、事業の仕組みを構築する役目をします。

『マネジャー』は、仕組みをつくり、より効率的に人が動けるように組織化する役目を果たします。

成長の壁を越え、より会社を発展成長させるためには、社長の中に、『職人』以外の 『事業家』そして『マネジャー』の役目が必要になります。


成長の壁を越えるためには、下記の二つを構築することが必要です。
 
①儲かる仕組みをつくること
いままで社長が集客から販売まで行ってきたものを、仕組みで行う状態をつくります。
そのためには「売りを明確にする」「顧客に売るものが明確である」
「集客を組織力で行う」など、が必要になります。
 
②組織でやる仕組みをつくること
社長一人でまわしている状態を、社員主体で事業をまわす状態にします。すなわち組織化です。
「社員がする仕事が明確である」「各工程の仕事がマニュアル化されている」「仕事に人が付いている状態」「会社のナレッジ(知恵)の記録と共有ができる」

この①の役目を果たすのが、『事業家』です、②の役目を果たすのが、『マネジャー』になります。

いままで、顧客は「社長ブランド」のサービスを買っていました。
それをきちんと商品化されたサービスを買う状態にするために、社長のなかの『事業家』が、事業を構築します。
そして、そのサービスを組織として提供できるようにするために、『マネジャー』が仕組みを構築します。

どちらも必要な取り組みであり、この両方の構築なしには、成長の壁を越えることはできません。

ですが、この成長の壁にぶつかった時には、社長が現場の多くを取り仕切っている状態です。
社長無しでは現場が回らない、社長が現場を離れると不良やクレームが起きます。日々、目の前の『職人』の仕事に追われているのが実情です。

それでも、会社の長期的な展望や社長自身の目指す会社像に近づくためには、少しずつでも『事業家』『マネジャー』の仕事に手を付けなければいけません。
・・・わかっているがなかなか手が付けられない・・・

解ります、

でも社長のなかの『職人』が、いいサービスをすればするほど、目の前のいまの顧客は喜びもっともっと仕事をくれることになります。
売上は増えますが、反比例して、社長の時間は増々なくなっていきます。

朝早く起き、その日の準備をし、昼は顧客との打ち合わせや現場の管理、そして、事務所にもどり提案書や見積もりの作成。
精神的にも、前進している実感もなく、経営面の仕事が出来ていないことに苛立ちを持っています。
だんだん疲れてきます。

この状態が、創業した時や、社長になった時の、夢みた状態でしょうか。
これが、社長の望んだ働き方でしょうか。

理想であり望んだ状態であれば、問題ありません、幸せは人それぞれです。

でも、違うのであれば、手を付けることです。
少しずつでも手を付けることです。

社長のなかの『職人』でなく、
『事業家』『マネジャー』に、今週数時間でもいいので出番をつくりましょう。

矢田祐二
矢田 祐二

経営実務コンサルタント
株式会社ワイズサービス・コンサルティング 代表取締役
 
理工系大学卒業後、大手ゼネコンに入社。施工管理として、工程や品質の管理、組織の運営などを専門とする。当時、組織の生産性、プロジェクト管理について研究を開始。 その後、2002年にコンサルタントとして独立し、20年間以上一貫して中小企業の経営や事業構築の支援に携わる。
 
数億事業を10億、20億事業に成長させた実績を多く持ち、 数億事業で成長が停滞した企業の経営者からは、進言の内容が明確である、行うことが論理的で無駄がないと高い評価を得ている。
 
 

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