No.8:事前にしっかり商品づくりをすることで、社長は現場を離れられる
商品づくりが大切です。
そのサービスは何を顧客に提供するのか。
そのサービスには具体的に何を含むのか。
顧客はどこまでこの値段で無理がいえるのか?
オプションとその値段はなにか?
●サービス内容
●品質
●納期
●価格
●支払条件
などすべてを事前に決めておきます。
集客をし始める、知り合いに売り始める前に想定できるものは全て検討し文章として起こしておきます。
社長の中には、「まずは受注して、やりながら作り込んでいけばいい」という意見の方が多くいます。これもある意味正解です。
特に創業当初の方で事業が固まっていないのであれば、私もこの考え方を薦めています。まずは、生き残るためにも、今後の大きくなる事業の芽を見つけるためにも必要です。
私もそうでした。
顧客 「矢田さん、キャッシュフローについての研修できますか?」
矢田 「はい、もちろんできますよ! 私の得意とするところです。」
・・・・
私、その帰りにキャッシュフローの本を5冊ほど買って帰りました(笑)
仕事は、受けてから考える!です。
でも、これは社長だからできることです。
社員にはこのようなことはできません。
また、勝手にこのようなことを社員にさせてもいけません。
社員が顧客に対し、サービスの「説明をする」「販売する」「提供する」「顧客からのサービスの問合わせに答える」
これをできるように、事前に商品づくりを行っておくこと。
売る前に事前に商品をつくり込んでおくこと。よく考えれば当たり前のことです。
ラーメン屋をオープンしました、集客のためにチラシをうちました。
でも美味いラーメンはまだ出来ていません。メニューも価格も決まっていません。そして、顧客が来てしまったので、社長は一生懸命作って顧客に提供しました(笑)
これでは、かえって評判を落とすだけです。
また、そのラーメンがすごくうまく顧客が喜んでくれたとしても、メニューを固め、レシピをしっかり作っておかないと、社員にはできません。味も辛かったり薄かったりと、バラツキが大きくなります。
社長でなく、社員がサービスを提供する、それも複数の社員が、、そこを目指すのであれば、事前に商品をつくり込むことが必要です。
商品づくりをしっかりしていないと、社長は現場を離れられなくなります。
社長がいいサービスをし、顧客に喜んでもらえばもらうほど、ますます。
「まずは受注して、やりながら作り込んでいけばいい」という意見の社長も、いいサービスを提供した結果、より仕事が増え、現場を離れられない、、、そして、メニューや契約内容など文章化に時間をさけずに、日々現場におわれることになった方を私は多く見てきました。
まずは商品づくりです。
矢田 祐二

理工系大学卒業後、大手ゼネコンに入社。施工管理として、工程や品質の管理、組織の運営などを専門とする。当時、組織の生産性、プロジェクト管理について研究を開始。 その後、2002年にコンサルタントとして独立し、20年間以上一貫して中小企業の経営や事業構築の支援に携わる。
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