No.12:マニュアルづくりは社長の仕事

前回マニュアルについて書かせていただきました。

報連相以外のサンプルをいくつか挙げておきます。
下記のように社長が社員にしてほしいことを書きあげればいいのです。

●会議について
・遅くても5分前に会場に入ること。
・開始時間は守ること。みんなその時間に調整して仕事をしている。
・遅れる時には、必ず連絡を入れること。必要な時には、時間を遅らすなど変更を依頼すること。
・手ぶらで来ないこと。自分の手帳、会議のファイル
・会議にだらだら雰囲気を持ってこない。緊張感を体から出すこと。
・会議室を出る時には、キレイにすること。椅子を戻す、ホワイトボードはキレイに拭く、電気類を切る。

●事務所の電話について
・午前11時までは「おはようございます、株式会社〇〇の〇〇です」、それ以外の時間帯は「お電話ありがとうございます、株式会社〇〇の〇〇です。」とでる。
・「会議中ですとは言わない」会議中は自社の都合を顧客よりも優先していると相手に思わせてしまう。「席を外しております」、「来客中です」と。
・3コール以上鳴って受話器を取る際には、「お待たせしました」と出る。
・メモは、携帯電話にメールしたとしても、その人の机に残しておく。
・メモには、日付と時間、自分のメモを記す。


これ以外にも、朝礼について、整理整頓、服装、自社の駐車場の車のとめ方などもあるといい。

ここまでやる必要があるのか、とよく質問を受けます。
答えは、あります。
社長が、組織化を目指す限りあります。


組織化とは、社長がいないところでも、社員を社長の意図で動かすことを目指す事を意味します。
このように書くと、社長とはすごく横暴な存在のようですが、それはその目的によります。
その目的が、社長自身の欲に向かえば横暴ですが、組織化の目的は、顧客の要望に応えるために最適組織を目指すことにあります
この組織は、顧客の要望に応えるためにどうあるべきか、ということです。


社長は、顧客目線に立ち、自社の社員はどうあるべきか、どう動いてほしいか、を明確にし社員に伝えなければいけません。

そのためには、明文化し、社員にこのようにやってくれと伝えることが必要です。残念ながら、最初は、この明文化は、社長自らがしなければいけません。幹部に作成させたとしても、最終的には社長の決定としなければいけません。

自社のなかで、顧客に対し最終的に責任を持っているのは社長です。
また、これらを決める権限を持つのも社長だけです。
そして、こういう面で、社長以上の考えを持った社員はいません。

 
マニュアルとは、顧客の要望に応えるために自社の社員はどうあってどう行動すべきかを書き示した社長からの指示書である

ゆえに、マニュアルづくりは、経営計画づくりと同列に重要な社長の仕事です。

矢田祐二
矢田 祐二

経営実務コンサルタント
株式会社ワイズサービス・コンサルティング 代表取締役
 
理工系大学卒業後、大手ゼネコンに入社。施工管理として、工程や品質の管理、組織の運営などを専門とする。当時、組織の生産性、プロジェクト管理について研究を開始。 その後、2002年にコンサルタントとして独立し、20年間以上一貫して中小企業の経営や事業構築の支援に携わる。
 
数億事業を10億、20億事業に成長させた実績を多く持ち、 数億事業で成長が停滞した企業の経営者からは、進言の内容が明確である、行うことが論理的で無駄がないと高い評価を得ている。
 
 

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