No.13:組織の壁を越えた会社は、社長が明文化に取り組んでいます
何かを書類(明文化)にまとめるのって、面倒ですね。
5.文章で管理する
・口で言うことの危うさ 「聞き間違え」「忘れる」「何度も言う」「とぼける」
・部下への小さな指示でさえもメモを渡し、口で補足すること。
・文章で残す = 組織 なのである。
・経営計画書 = 社長の意図を伝える。マニュアル = 会社の知恵を体系化する
・文章が苦手だという理由で文章を書かない社長は、タダの怠慢である。
(10億事業構築コンサルティング 資料より)
方針やマニュアルを明文化しない社長がいます。
必要性を感じていても、目の前の日常の業務を優先する。本当は重要なのに、いますぐ必要でない業務は、忙しいを言い訳にして後回しにしてしまう。
これが世の中の小規模の社長の多くの姿です。
会社が壁を越えられない理由の一つが、社長が明文化の仕事を後回しにすることがあります。そのために、残念ながら、その結果として会社も「世の中の多く」で止まってしまいます。
コンサルティングを進めていると、どんどん成果を出す社長がいます。
逆に、なかなか成果が出ない社長もいます。
どんどん成果を出す社長の特徴は、コンサルティング(打ち合わせ)で提供させていただいたノウハウ(考え方、書式など)を基に、自分でそれを文章としてまとめています。
経営計画づくり、マニュアル、方針づくり、管理など、一回の打ち合わせが終わるとしっかり時間をつくって、その分だけの書式をつくっていきます。
優秀な社長は行動力がすごいと言いますが、本当に実行力・実現力がすごいのです。この「文書化する」という行動も早いのです。
逆になかなか成果が出せない社長は、打ち合わせ後に時間をつくることもなく、文章にしません。
高いコンサルティング費を出しているので、ある程度の強制力はあるはずなのにしません。
私が代わりにまとめることは、その場はすすむのですがその後の効果が続きませんので、することはありません。明文化をする過程で熟考する機会も失くしていますので、よく練り込まれてもいないし、行動もぶれやすくなります。
社長は、自分で文章にすることよって、より深く考えることができ、新たなアイディアを生み、自分の腹を決めることができるのです。
明文化って面倒なんです。
だから多くの世の会社がいまの小規模であり、社長が現場を離れられないのです。
壁を越えて会社を次のステージに進めるためには、やるべきことをやる必要があるのです。
世の中のこの壁を越えた会社の社長は皆さんしっかり明文化に励んでます。
矢田 祐二

理工系大学卒業後、大手ゼネコンに入社。施工管理として、工程や品質の管理、組織の運営などを専門とする。当時、組織の生産性、プロジェクト管理について研究を開始。 その後、2002年にコンサルタントとして独立し、20年間以上一貫して中小企業の経営や事業構築の支援に携わる。
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