No.21:社長抜きでビジネスモデルを考えてみる

先日、東京で長く付き合いのある社長に会ってきました。
彼はまだ30歳前後です。
彼は、会社を起こして2年しかたっていません。
その当時は、社員はまだ3名ほどでした。
いまでは、社員数40名ほどです。
急成長です。

彼のビジネスモデルを訊くと、「やはり!」ということを感じました。

急激に伸びているビジネスに共通する特徴があります。
その一つが下記です。

『社長がそのビジネスの流れ(役割)のなかに入っていない』

ビジネスの流れは、
集客⇒見込み客フォロー⇒販売⇒制作・納品⇒リピート営業 です。

このなかに社長自身はいません。

世の中の多くの企業は、職人である社長が起業をし、この営業から制作までのビジネスの流れのすべてを社長が行います。
それを前提にスタートします。

そして、その過程で仕事が増えてくると、この流れの部分に社員を入れていきます。そして、社長は現場を離れたいということで、組織化をすることに取り掛かります。

しかし、社長自身が毎日現場で働くことによって成り立っているビジネスをそう簡単に変えることはできません。
社長は毎日働きづめという状態から抜けられなくなっています。

 

ですが、この若い社長は、スタートするときから自分はこの流れにいないことを前提にスタートをしていました。
彼の仕事は、集客のところだけです。パートナーとの出会いから、アイディアレベルの話を見つけてくるところまでです。
いよいよ本格的に詰めていく段階で、その専門分野に詳しい人材を確保してきます。

彼の頭のなかは、始めるするときから「どんなビジネスをつくるか」です。
そして、どうやってビジネスの仕組みを作るか。
彼にとって、何を売るかなどという発想はありません。
ビジネスモデルが彼にとっての売り物です。

 
その日打ち合わせを終え、店に移動して新幹線終電まで食事をしました。
その間、彼は携帯電話で席を離れることもありませんでした。

彼は言います
「早く次のビジネスに行きたい」と。

彼のこのやり方であれば、いくつものビジネスを持っても社長自身が作業に追われることはありません。

毎日働きづめだからこそ、
一時でも社長抜きのビジネスモデルを考えてみることをお勧めします。

 
それと、
今のビジネスから本気で自分が抜けることを考え、行動することです。

矢田祐二
矢田 祐二

経営実務コンサルタント
株式会社ワイズサービス・コンサルティング 代表取締役
 
理工系大学卒業後、大手ゼネコンに入社。施工管理として、工程や品質の管理、組織の運営などを専門とする。当時、組織の生産性、プロジェクト管理について研究を開始。 その後、2002年にコンサルタントとして独立し、20年間以上一貫して中小企業の経営や事業構築の支援に携わる。
 
数億事業を10億、20億事業に成長させた実績を多く持ち、 数億事業で成長が停滞した企業の経営者からは、進言の内容が明確である、行うことが論理的で無駄がないと高い評価を得ている。
 
 

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