No.53:経営方針発表会を開き、社員に協力を頼むのは社長の責任

昨日、客先の経営方針発表会に参加をさせていただきました。

その会社は今年50期、社員数50名、初めての発表会です。
発表会は、会社が生き残り、より発展をするために社員に協力を求め、一緒に頑張ろうと確認する会になります。
会社が今後どうなっていくのか、
どんな顧客にどのようなサービスを提供していくのか、
どう差別化して競合に勝っていくのか

資源の少ない中小企業だからこそ、全員が思い(目的、価値観など)を一緒にしないといけません。
小さく的をしぼり、そこに全員が同じ思いで力を集中する。
それで初めて、中小企業は、この厳しい経済環境でなかで生き残れるのです。
ばらばらのことを考えていれば、力は分散します。


当日の天候は「雨」
社外に借りた会場には、いい具合の緊張感があります。
社長は40歳前。

経営計画(書)はしっかり製本されていました。
開会の宣言があり、すぐに社長から会社の大きな方針の発表がありました。

その話し口調からは、こうしていくという社長の強い意思と協力を頼みますという気持ちが伝わってきます。
そして、その後各部の部長より方針の詳細と実行計画の発表がありました。
各部長の発表も、はっきりした口調で、熱が伝わってきます。

2時間半の会が終了。
終了時の社員の顔が違うのがわかります。
「やろう!」が伝わってきます。
キビキビと会場の机を全員で片付ける姿が見えます。
来賓が退場する際も、その場の全員がしっかり頭を下げ、挨拶ができています。

どうやら、会の目的が達成されたようです。
そして、その目的は、彼らの人間性へも影響を与えたようです。


来賓代表でメインバンクの支店長のお話で、
「こういう経営方針を発表する中小企業は非常に少ない」とありました。


そうなんです、本当に少ないのですが、私の指導先では開催をお願いしております。それは、社員数名の会社でもお願いをしております。
そうでもしないと組織としての力が発揮できません。
ひとりひとりの力を発揮し会社として人数以上の成果を出すためには、絶対に必要なのです。

人は、目標があると頑張ります、
知恵が働きます、
自分が何をやっているか納得ができます、
動けます。

そして、安心できます。
自分の会社への安心、自分の生活への安心。


経営方針発表会は、社員のやる気と安心を引き出します。
その安心が土台になって、さらなる頑張りを育てます。


社員は解っています、
会社の発展なしに、自分たち社員の生活は良くなることはないことを。


社員の人生そしてその家族の人生を預かるものとして、自社がどうなっていくのかを伝えるのは、社長としての責任です。
 
終了後、会長と奥様(社長の両親)が、ご挨拶に来てくださいました。
「安心しました、すごく安心しました」と、お言葉をいただきました。

矢田祐二
矢田 祐二

経営実務コンサルタント
株式会社ワイズサービス・コンサルティング 代表取締役
 
理工系大学卒業後、大手ゼネコンに入社。施工管理として、工程や品質の管理、組織の運営などを専門とする。当時、組織の生産性、プロジェクト管理について研究を開始。 その後、2002年にコンサルタントとして独立し、20年間以上一貫して中小企業の経営や事業構築の支援に携わる。
 
数億事業を10億、20億事業に成長させた実績を多く持ち、 数億事業で成長が停滞した企業の経営者からは、進言の内容が明確である、行うことが論理的で無駄がないと高い評価を得ている。
 
 

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